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シャルダン展
2012/09/23 08:52 |
三菱一号館美術館で開催中の、「シャルダン展」見て来ました。
http://mimt.jp/chardin/http://mimt.jp/chardin/
シャルダンはヨーロッパでもまとまって見る機会がほとんど無いし、元々作品の数が少ない画家なので、これほど沢山のシャルダンが来た事に驚いたのですが、行ってみると会場はガラガラで、ゆったり見る事が出来ていいものの、シャルダンの人気の無さにショック。

とはいえ色彩は当時(18世紀)としてはかなり地味な上に、質感等のリアルさにこだわってもいないし、細密でもなければ形の正確さにも頓着しないし、モチーフも少なめで、没後しばらく忘れられてしまったのも無理は無いかんじ。
マチエールの美しさや、現実の色とは違う色彩の妙よりも、写真の様にリアルである方がウケている現在では、物足りなく見えるのかもしれません。

かなり沈んだ黄褐色の色調の絵が多いのですが、ニスをよく洗う傾向のある、アメリカで所蔵されている作品は、けっこう冷たい澄んだ色調の絵もあって、描かれた当初とはかなり違った色調なのかもしれず、これでシャルダンの本物を見たと言えるのかどうか疑問で、全部ニスを落とした状態で見てみたいと思いました。
c.jpg

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こういう独特のマチエールは、金属石鹸等で調整されていたり、色々と昔の絵具とは異なってしまっている現代の絵具では作れないマチエールなのかもしれませんが、ちょっと真似してみたいところです。
スクリーンショット(2012-09-21 20.30.59)
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日々雑感


青木薫画伯HP
2012/09/18 18:10 |
アートマスターズスクールで拙講を受講いただいていた青木薫さんが、奄美諸島の加計呂麻島に移住され、肖像画の受注制作のホームページを立ち上げられました。
http://iperuipe.jp/

会長・社長の就退任、叙勲等の記念品や、結婚や出産、敬老のお祝い、あるいはご家族の思い出の品等お考えの方、よろしくお願い申し上げます。

島の生活をつづられたブログも、とても面白いです。
http://iperuipe.jugem.jp/
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未分類


モデルさん
2012/09/07 13:26 |
今テレビでよく見かける、「いち髪」のCMに出ている金髪の美少年は、絵になる顔じゃのうと思ってよく見たら、5年前にモデルをやってもらったことがある、キャンベル・カー君でした。
スクリーンショット(2012-09-07 8.20.40)

その時はキャンベル君は風邪でぐったりしていて、けなげにがんばってくれたものの、やはり表情が良く無かったのであまり描かなかったのですが、ぜひまた描きたくなりましたので、早速(株)シュガーアンドスパイスさん(http://www.sugar-spice.co.jp/index.shtml)にお願いしました。
来年の個展に出しますので、よろしくお願い申し上げます。(あやかり商法)

シュガーアンドスパイスさんは、ブレイク前の歌手のBENIさん、モデルの高橋マリ子さん、俳優のアヤカ・ウィルソンさんなどなども紹介いただいた、子供モデル業界最大手の会社ですが、写真撮影のみなら、絵描きの依頼も受けていただけます。

私は日本人のモデルも描きますが、ほとんどが西洋人かそのハーフをモデルにしています。
西洋古典絵画が好きになって以来、ずっと白人をモデルとして好んできたわけですが、私が西洋写実画が好きで、それを描きたい理由は、日本でよく言われる「存在を描く」という様な、私には難しくてよく意味がわからない動機ではなく、西洋絵画の色彩や陰影の表現の美しさや上手さが好きなためですが、それにはやはり西洋人のモデルが最も適しているからです。
西洋人の顔には美しいくっきりとした陰影と色がありますが、我々日本人の顔には、はっきりとした陰影と色味が乏しく、また、西洋人は日本人ほど肌のキメが細かくないので、テカらず光が透過するために透明感もあって、それもまた美しいわけですよこれ。
もちろんこれは私の個人的な好みの話で、油彩で日本人を描いた良い絵は沢山ありますので、日本人を油彩写実で描く事を、良く無いとか言うつもりは毛頭ありません。


ちなみに、文中で便宜上「西洋写実画」という言葉を使いましたが、先日新生堂さんであった「新生堂リアリズム賞展」の応募作品の公開講評で、青木敏郎先生から「写実とは何かという事を考えたとき、西洋古典絵画を写実絵画と呼ぶ事が正しいのかどうか、彼らは必ずしも写実的に描くという意識で描いているわけでは無い」という主旨のお話がありました。

以前にも書いたように、古典画家達は、実際の色や形を正確に再現することに頓着してないし、それが目的でもないわけで、現代の写実画家さんの中によくいらっしゃる、「写真よりもリアルに、キャンバスに存在を写しとる」などという事を目的とした方達とは、ベクトルがまったく違いますので、ここで「西洋写実画」と使った言葉は、便宜上の言葉として、軽く受け取って下さい。
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制作過程


オークション終了
2012/09/05 17:24 |
8月13日のブログに書きました、クリスティーズのオークションですが、昨夜行われ、拙作は6250ポンド(1ポンド128円で、ちょうど80万円)となりました。
御入札いただきました方々、誠に有難うございました。
私の6号は通常27万円ですが、3倍の値になりましたので、良い結果ではありますが、今後もより評価が上がる様にがんばってみたいと思います。

スクリーンショット(2012-09-05 17.22.56)


私は元々ミニチュアを描くのが好きで、大きく描く絵は大変なので苦手なのですが、日本では細かく描き込んでも号数で値段が決まってしまうため、なかなか割に合わないという実情がありますので、今後もこういう実績を積み重ねて、ミニチュア中心の画業に移りたいと思っております。

芸術家たるもの、お金についてあれこれ言及することは、はしたないことだという考えが世間にはあるように思いますが、私自身は「絵描き」ではあっても「芸術家」であるという意識はさらさら無いし、生まれが骨董屋で35歳まで家業の手伝いをしていたので、商人感覚から、作家といえども絵を売って生計を立てている以上、採算や損得を算段するのは当たり前という意識しかありません。お金に執着しないのが清々しくても、そのせいで描きたいモチーフやモデルが手に入らないというのは、理にかなっているとは思えませんので、生々しい話も平気でしております。




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日々雑感




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