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Silent Partners: Artist and Mannequin from Function to Fetish
2017/01/22 10:06 |



ケンブリッジのフィッツウィリアム美術館で行われた、モデル人形に関する展覧会のカタログ。

絵描きが常に自分の都合に合わせてモデルさんに来てもらうのはなかなか難しい事で、昔の画家もいつもモデルを前に製作していたわけではないことは以前にも書きました。
写真の無かった時代の対策の1つとして、モデル人形が使用されていた事は広く知られていると思いますが、本書の様に昔のモデル人形がどのような物で、どのように使用されていたかを豊富な図版で詳しく解説した本は今まで無かったのではないかと思います。

私が買って絵にも描いた事のある19世紀のモデル人形とほぼ同じ様な物も載っていて、私にとってはけっこう面白い本だったのですが、購入をおすすめするかというと、使いやすいこのようなマネキンが色々あるので、まあ特に必要は無いですよねっというかんじです。 



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ブックレビュー


ブグロー模写4枚目 その4
2017/01/20 10:41 |
次に左側の子供。

バーントアンバー+白+黒でざっくり塗って、濃い影はバーントアンバー。
耳は白+ライトレッド。 (白は特に書かないかぎりチタニウムです)
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頬に白+レッドオーカー、鼻の穴や唇にライトレッド+黒。
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これもざっくり塗ってぼかして一旦終わり。
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バーントアンバー+白+黒で髪の毛。 
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バーントアンバー+白+黒で体。
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バーントアンバー+白+黒にレッドオーカー、ライトレッドを使って足。
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ここまでの状態。
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つづく...



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制作過程


尾崎慶子さん個展
2017/01/15 23:15 |
以前油絵講師をさせていただいていたアートマスターズスクール(http://www.artmasters.ac.jp/)で生徒さんだった尾崎慶子さんが、このたび初個展を開かれる事になりました。
ご高覧賜りますと幸いです。


日時:平成29年1月23日(月)~28(土)
   11時~19時(最終日17時30分)
場所:銀座スルガ台画廊 「新人選抜・レスポワール展」
   東京都中央区銀座6-5-8 トップビル2階

尾崎さんHP
http://www.ozakikeiko.com/

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告知


サー・トーマス・ローレンス
2017/01/12 15:02 |
私が最初に油絵を描いてみたいと思ったのは多分小学5〜6年ころで、むかしデパートとかでよく見かけた「泰西名画」の複製の中で、モナリザとかミレーとかセザンヌとかは興味がわかなかったけど、サー・トーマス・ローレンス(Sir Thomas Lawrence)の「マスター・ランプトンの肖像」はメチャクチャ上手いので、これが描けたらかっこいいと思った事は覚えています。
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小学生から中学生にかけては日本と中国の絵に夢中で、高校生頃から西洋古典絵画に変わりましたが、モナリザやミレーやセザンヌには特に興味はないけど、ローレンスは大好きだという好みは今でも変わりません。

高校生から20代にかけてローレンスは何枚も模写しましたが(⬇4枚はその一部)、当時は画集もほぼ無くて、模写出来る図版を探すのに苦労しましたが、最近は見直されてきたのか画集もいくつか出てきて、オークションでの価格も高くなっている様です。
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さて昨年友達のコレクターAさんから教えてもらった海外の美術品販売サイトをなにげに見ていると、ふとこの絵が目につきました。
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(販売サイトの画像)

頭はローレンスの絵に見えるけど、モナリザポーズの体や背景はえらくヘタクソ。
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「上手いけど顔を描くとヘタクソな画家」は多いけど、「顔は上手いのに他はヘタクソな画家」はめったにいません。
ローレンスは頭だけ描いた絵を沢山残しているので、つとめて冷静に頭部を見直してみましたが、表情といい色といいタッチといい、頭はローレンスに間違いないと判断。
キャンバスのサイズ24×20インチもローレンスがよく使っているものとぴったり同じ。

ちょうど少し前にBSプレミアムで再放送していた「スリーパー 眠れる名画を探せ」http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010685_00000にも、ローレンスの頭だけの作品に背景を描き足した絵を掘り出すっていうのを見たばっかりでしたが、よもや自分にもその機会が転がり込むとは思っていませんでした。



サイトには「Attributed to Sir Thomas Lawrence」(サー・トーマス・ローレンスと思われる)としてありながら、ローレンスとしては安過ぎる日本円でXX万円の価格で出ていて「値引き交渉可能」とのことなので、英語が出来ないためAさんにお願いして値段交渉していただくと、3割引のXX万円になり思いきって購入。

間違いないとは思いつつも、いざ買ってしまうとサイトの画像で見る顔の平板さや、向かって左側の口の端が不自然なのが気になってきて、もしかしたらローレンス派の上手い画家の作品の可能性も...と心配ではありましたが、実物が届くとやっぱり本物と確信出来る絵でした。
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ローレンスは当時絶大な人気があったため、よく似た絵を描いた作家は多いのですが、それらは本物に比べるとやはり格段に力量の差があり、描写に硬さもあってここまで描ける作家はいない様に思います。

口の端は少し修復の加筆が施されている事が紫外線ブラックライトで照らして分かりました。
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(⬇800円の時に買いましたが、2900円だったりするので高い時は他の出品と比較して下さい。)



鳥越一穂画伯に、ブラックライトはニスが塗られている部分が白く見えるということを教えてもらいましたが、体やバックの加筆は古いせいかその上にニスが塗られたりしていてブラックライトでも加筆との区別がつきにくく、X線にかけたり補筆部分の除去をしないとオリジナルの境目が判然としません。
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顔のまわりのブルー(プルシアンブルー?)はローレンスが好んで使った色と同じに見えるので、このへんと白い襟あたりまでがオリジナルかなと。
私の知る限りではローレンスは絵にサインを入れないみたいなのでそれは出てこないけれども、将来出来れば修復家に加筆部分を取り除いてもらって元の姿に戻したいものです。

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買い物プギ


ブグロー模写4枚目 その3
2017/01/12 13:34 |
次に画像で1番白飛びしてる赤ちゃん。

影を白+バントアンバー、明部を白+バントアンバー、白+ライトレッドで。
鼻の穴や唇はライトレッド
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頬の赤にカドミウムレッドを使ったり。
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およそ描いて空筆で整えたりぼかしたり。
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白+黒+バーントアンバーで髪の毛塗り、
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暗部バーントアンバーで、明部白+黒+バーントアンバーで。
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影や明部にレッドオーカー(ルフラン)も使い体を。
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乾かしてまた加筆で整えるのでこのへんで。
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黒+白+バーントアンバーで袖ベタ塗り。
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同色で描きおこし。
これも暗部はまた後日。
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つづく....




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制作過程


ブグロー模写4枚目 その2
2017/01/06 23:29 |
まず女性の顔からですが、いざ始めよとすると、どうも地塗りのグレイが明る過ぎて、これを生かしつつ肌色を塗るには難しいと判断。
とりあえずチタニウムホワイト+ピーチブラック+バーントアンバー(いずれもホルベイン)で影部分を塗る。
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最暗部をバーントアンバーで塗り、明部を白+バーントアンバー、白+ライトレッド(マツダ)で塗る。
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口をカドミウムレッド(ルフラン)+白で塗り、目や眉などをバーントアンバーで。
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描き込み、整え、ぼかしてなじませる。筆は主に笹部画材のパーミー・フィルバート。
ここでざっくりめの1回目の塗り終了。
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こんなかんじでiPad Proで描いてます。
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白+黒+バーントアンバーで作った前より暗めのグレイを体を塗り直し。
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つづく...


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制作過程




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