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正三位安達峰一郎博士の肖像
2006/06/15 15:49 |
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6月14日の日本経済新聞文化欄に小和田恒様(皇太子妃殿下父君)執筆の「世界平和に尽くした「国宝」」という記事が掲載されました。

オランダ・ハーグの国際司法裁判所内の「法衣の間」という部屋に、歴代の裁判長の肖像画が掲げられていますが、昭和の初めに所長をつとめられた安達峰一郎博士の肖像画がそこに欠けていることに、小和田裁判官が気付かれ、財団法人安達峰一郎記念館様に残念なこととお伝えになられたことがきっかけで、財団から肖像を寄付するはこびとなったいきさつが書かれておりますが、その肖像画を某百貨店様経由で拝命させていただきました。


浅学にして、昭和の初めに国際司法裁判所長をつとめられ、オランダで国葬までされたような方がいらっしゃるとは、今回お話をいただくまで知りませんでしたが、伝記を読ませていただくと大変な方でしたし、美術館ではないですが公共施設に掲げられるということで緊張しました。

有名なポーツマス条約の写真はしばしば目にしたことはありましたが、まさかその一番手前に座っている方をお描きすることになるとは思いませんでした。
古い白黒の小さい肖像写真を元にしましたので明部や細部がよくわからなかったりしましたが、さいわい博士が着用された法衣がそのまま記念館に保存されていましたので、そこは大いに助かりました。

ちゃんと描けるかどうか心配で、横浜の総持寺のお墓にもご挨拶に参りましたが、6月12日、ハーグで無事除幕式が行われたとのことで、小和田様同様ほっとしました。
(私は出席しておりませんので、写真は日本での引き渡しの際のものです)

未熟者にめったにない機会を下さった皆様に感謝。

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