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名画に見るフラワー・アレンジメントの歴史
2010/08/06 18:53 |
広島に帰省したので、往復の新幹線で読んだ本2冊について...

まずは「名画に見るフラワー・アレンジメントの歴史」


擬古主義者の私としては、20世紀っぽい花の生け方は好きではなく、絵に描く花もヨーロッパの古いスタイルで花入れに生けたかったりするのですが、古画を色々見ていても、いまひとつアレンジメントの規範がよくわかりませんでした。
日本の生け花についてもよく知りませんが、それには生け方に基本がある様ですし、西洋人は「均整」ということにとてもこだわるので、当然ヨーロッパにもある程度の規範があるものだろうと思っていたのですが、大きい花と小さい花をどう配分するのかとか、花入れに対して花はどのくらいの大きさにするべきなのか、色の配分はどうするのが良いのかといったことが、古い絵を見ても分からないでいました。(バラバラの季節の花を一緒に描いたりしている事は知っていましたが)
本書を読むと、欧米のフラワー・アレンジメントというものは、20世紀になって日本の生け花を参考に一定の規範や原則が受けいられる様になったとの事。(19世紀にはアレンジメントの提案や意見が多様に出始めたようですが)
というわけで、これまでは色がきれいに見える様な配置で適当に並べていて、大きい花を上の方にもってきたりメチャクチャに生けてたのも間違いではなかった事に安心。
本書は17~19世紀中心に、花の絵の図版が多数載っていますので、ヨーロッパの昔の花の配置に関心のある方にはおすすめ。
20世紀っぽいアレンジメントは好きではないと書きましたが、ごく最近のフラワー・アレンジメントは面白くて配色も美しいものが多くなりましたので、「花時間」とか時々買って勉強しています。


スクリーンショット(2010-08-06 18.48.41)
ヤン・ファン・ハイスム
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