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美しき姫君  発見されたダ・ヴィンチの真作
2010/08/06 22:30 |
...そして車中で読んだ2冊目の本は、知人から「面白かった」ということで貸していただいた
「美しき姫君  発見されたダ・ヴィンチの真作」



「ダ・ヴィンチの作品発見か!」とテレビや本で紹介されている、いわゆる「ラロックの聖母」という絵は、一目で論外と分かる質の低いダ・ヴィンチ様式の模倣作ですが(自信を持って断言)、昨年新聞の不鮮明な写真で初めてこの絵(「美しき姫君」)を見た時は「本物かも」と思いました。
bb1.jpg
ラロックの聖母


スクリーンショット(2010-08-06 22.33.54)
美しき姫君

私は本書で初めて細かい部分まで鮮明に撮られた写真を見る事が出来たのですが、私の見た感じでは「多分本物」と思います。(エラそうに鑑定家気取りするつもりはありませんが)
読むとこの作品は修復のせいでかなりオリジナルの筆致等が損なわれてしまっているようですが、上手さと品の良さは並の画家のものとは思えません。 
(有力な証拠のひとつとされている「指紋」については、私の素人目には「これが一致しているのだろうか?」としか思えないのですが)
虹彩の中の光の表現があいまいなのと、下瞼のフチの形や幅がおかしいことには本書はふれてないのが気になりますが、この絵が描けるレベルの画家ならこんな下手な描き方はしないはずので、ここはおそらく修復した人間に変えられてしまったのだと思います。

スクリーンショット(2010-08-06 21.25.41)

インクがうすれたりチョークが剥落したりして全面的に修復されてしまい、ダ・ヴィンチの美しい筆致がかなり見えなくなってしまっているのは残念な事ですが、図版多数でもちろん読み物としても面白い(私は最新の技術についての部分が興味をひきました)のでおすすめします。
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