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アートマスターズスクールで講師始めます。
2011/05/23 08:20 |
以前中島健太画伯と油絵教室を始めようとしましたときは、生徒さんの募集を初めてまもなく、やっと探したレンタルルームが廃業され、油絵を許可する適当な貸部屋が見つからないうちに、中島画伯も私も本業が忙しくなってしまって立ち消えとなってしまい、応募いただきました方々には大変申し訳ございませんでした。

自分で教室を行うと、授業だけでなく色々とそれに伴う雑事にも追われてしまう事にもなるので、その後計画もしていなかったのですが、このたび美術学校の老舗「阿佐ヶ谷学園・アートマスターズスクール」さんから、油絵科の講師にとのご要請をいただき、7月から始めさせていただく事になりました。

http://www.artmasters.ac.jp/index.html

追ってアートマスターズスクールさんのホームページや美術の窓7月号等で告知がありますが、定員は15名ですので、応募されます方はアートマスターズスクール事務局の方へお問い合せよろしくお願い申し上げます。

現在決まっている今回のカリキュラムでは、月2回土曜日の4時から6時半で、合計8回で人物画を4号に写真から描く予定です。

写真から描くということには抵抗のある方がいらっしゃるとは思いますが、美術の窓にも書きました様に、絵というものは実写からのみ生み出されて来たものではありません。
実写は絶対善と思い込む人が増えたのは近代以降の事だと思いますが、古典絵画の、室内で描いた風景画にも素晴らしい作品が当然ありますし、花の無い季節に描いた花の絵でも実写より美しい絵は当然あるわけですから、「実物を前にしなければ良い絵は描けない」と言う人たちの主張には根拠がありません。
風景は短時間で光がどんどん変わって行きますし、花も刻々と形や色を変えていきますので、実写が最も正しいという事は言えないと思います。

人物で言えば、どんなモデルさんでもポーズをとっている間ずっと微妙に動いていますから、角度や形が変わる上に影の濃さや付き方も変わって来ますし、服のシワも休憩のたびに変わってしまいます。言うまでもなくモデルさんは絵描きのために生活している訳では無いので、今回の様に月2回で4ヶ月で仕上げる場合、途中で髪型も変わりますし、肌色も日焼けしたりさめたり、その日の体調で変わったりしますので、必ずしも実写が最善とは言い切れないと思います。

写真は実際と色調や光のバランスが違ったり、手前が大きくなり過ぎたり端が歪んだり等々、色々問題がありますので、実写と写真どちらかが正しいとか上だとかいう事ではなく、両方の長所と短所をよく理解し、場合場合に応じてどちらがベターか考えて使い分けていくことが良いと思っています。

講座では出来るだけ生徒さん個々の要望に沿った授業にしていきたいと思っていますが、生徒さんの方に差し支えが無ければ絵に手を入れたりもさせていただきたいと思っております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
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