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6月からのアートマスターズスクール
2012/05/13 17:56 |
ども、人気洋画家古吉弘です。(出典:アートマスターズスクールHP)

アートマスターズスクールでの人物画講座Part2は今月で終了し、6月から常設教室として生徒さん募集中です。
より十分な対応が出来るよう、15人の定員を10人に変更し、午後のみでした講座を、午前も行う事となりました。
継続いただく方も多くて、合計で4名しか残り枠が無いそうですので、御希望の方はお早めにアートマスターズスクールまでお問い合せ下さいませ。
http://www.artmasters.ac.jp/

6月からは自由制作と模写どちらかを選択いただいて進めさせていだきます。

自由制作の方は、ご自分の作品を教室で制作いただき、それぞれのご制作に沿った助言や加筆等をさせていただきますので、モデルやモデル写真、モチーフ等は各自ご自分で御用意いただく事になります。(教室備品のモチーフで良い場合はそちらを利用)

模写を選択の方は、模写したい作品の写真をご持参いただくか、こちらで用意した写真(実費有料)を元に制作していただき、同様に助言や加筆をさせていただきます。
こちらで用意する模写写真は、国立西洋美術館所蔵の、ブグローの「少女」です。
http://collection.nmwa.go.jp/P.2008-0004.html
スクリーンショット(2012-05-13 17.40.48)

丁度日本のF8号サイズと同じ45.5×38㎝ですので、原寸大模写となります。
私が撮影した写真を元に描いていただきますが、パソコンのモニター上ではきれいでも、プリントすると色調が少し変わってしまいますので、iPadをお持ちの方は、そちらも活用される事をおすすめします。(目には良く無いかも)

ご自分で模写作品の写真を御用意される場合は、細部もよく分かり、色もかけはなれていない、出来るだけ良い印刷の写真をお願いいたします。

以下は余談ですが、以下の2枚の写真の、上はキヤノンの一眼レフカメラで、下はパナソニックのコンパクトカメラで、同じ日に撮影したもので、私は写真の事はさっぱり分からないので、色調とか露出とかはおまかせモードでの撮影です。

スクリーンショット(2012-05-13 17.41.33)スクリーンショット(2012-05-13 17.42.02)

こうも違うかと思うくらい色調が違いますが、もちろんパナソニックの方が、より本物の色に近く、キヤノンは黄色味が強過ぎます。
キヤノンが日本人好みの色調にしているのか、単に色調を設定した方の好みなのか、パナソニックがライトの色によって自動調整する機能が働いてるのか、そのへんはよくわかりません。

プリンターもキヤノンはこのように黄色というか茶色というかそれが強い傾向に初期設定してあり、エプソンはそれよりもパナソニックの方に近い色調に設定してあるため、エプソンからキヤノンに買い替えたときびっくりして、すぐにまたエプソンに買い替えました。(ちなみにヤマダで買ったので、ヤフオクに出したら買った値で売れたので助かりました。)(ヤマダのまわし者)

フィルムカメラの時代、富士フィルムとコニカのフィルムを比べると、同じ様な差があり、富士はキヤノンの色調に近く、ミノルタは下の色調に近かったので、私はもっぱらにミノルタを使っていました。

写真屋さんの話では、「富士の方が人気があって、ミノルタの色調はヘンだと思う人が多い」とのことでしたが、ミノルタのフィルムはドイツ製だったので、ヨーロッパ人の色感覚が現れていたのだと思います。(それでも現像に出すと、必ず黄色調にプリントされてしまうので、ネガを渡す時は必ず「青めに」と書き添えてもらっていました。)とはいえコダックのフィルムも黄色調ですが。

私は若い頃からずっと、ヨーロッパ古典絵画の冷たい色調やグレイの使い方の上手さにあこがれながら、まったくそれが出来ない事を、自分の色感覚がひどく悪いせいだと思って来ましたが(それは確かにそうではあるのですが)、もしかしてヨーロッパ人には違う様に見えているんじゃないかとも思っていました。

先日ETVで、「色は脳で作られる!あなたと私は同じ色を見ているの?」という海外のドキュメンタリーを放送していましたが、最近の研究で、どうも人は生まれ育った地域によって、知覚する色が違っているみたいだという事が分かってきたようです。

たとえばアフリカのある部族に色チャートを見せると、わずかな違いしか無いグリーンは見分ける事が出来るのに、ブルーとグリーンの区別がつきにくいといった事が分かったりするわけですが、私が思っている様に、ヨーロッパ人が微妙なグレイの色調に敏感だとすると、それは日本に比べて弱く冷たい光の中で暮らしているので、それを私達よりも、よりはっきりと見分けているのかも知れません。(もちろん日本人でも、微妙なグレイの色調の差を敏感に見分ける事の出来る人はいくらでもいますし、日本の伝統色にも、非常に多くの鼠色のバリエーションがあることはありますが)

今のところ私にはそういうことなのかどうなのかは知る事が出来ませんが、脳で色を見ているのなら、常にグレイを意識的に見るようにしていれば、少しはヨーロッパ絵画の色調に近づけられるのではないかと、がんばってみたいところです。



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