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奈良・伊勢・京都旅行
2014/11/24 10:59 |
アーイ! (イルマニア)

11月12日は塩谷亮先生の誕生日(http://ryoshio.exblog.jp/23732227/)ですが、11月13日は私の誕生日で55歳になりました。
塩谷先生風に言うとゴー・ゴーですが、四捨五入すると60歳….

さて日本美術の方が好きだった中学2年生の時、大好きな奈良へ1人で旅行しましたが、当時はどう見ても小学生にしか見えなかったので、行く先々で親切にしていただき、ますます奈良が好きになりました。
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中3の時友達と奈良・京都旅行した際、大和文華館の庭で


去年イギリスで拙作が実力以上の評価をされたので、油絵を始めた高校生の頃から毎年ずっと夏越と年越に人形(ひとがた)を送って大祓をしていただいている奈良・春日大社(http://www.kasugataisha.or.jp/)に御礼のお神楽奉納に行ってきましたが(去年はバタバタ忙しくてブログに書きませんでした)、久しぶりの奈良はやっぱり良かったので今年も行きたくなり、先日奈良・伊勢・京都二泊三日の旅行に行ってきました。

今回は去年も参拝した大神神社(http://www.oomiwa.or.jp/)の御神体・三輪山に登ってみたいと思っていましたが、明治になるまで禁足地だった神体山に気安く登って大丈夫なのか、直前になって気になってネットで調べたら、近年のパワースポットブームで登山者がかなり増加しているとのこと。神社の許可があるとはいえ、やたら大勢が登るのはあんまり神様に喜ばれなさそうな気がするので断念。
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大神神社に参拝して「清めの御砂」を購入。
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うちは部屋中にマガマガしいものが充満しているので(下図参照)、部屋の四隅と真ん中に置いてます。
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そこから摂社の狭井神社と檜原神社へ「山辺の道」をたどって参拝。
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伊勢に天照大神が祀られる前に鎮座されていた檜原神社

この道を歩くのは初めてですが、有名なので広いまっすぐな道かと思っていたら、1人しか通れない様な所もある細くて曲がりくねったなかなか趣のある道でした。

三輪山の下は最近邪馬台国の最有力候補地として注目されている纒向遺跡のある一帯。
「邪馬台国」とか「卑弥呼」とかは「古代のロマン」とかいう好きになれないフレーズで語られがちだし、ほとんど資料も残っていないので日本史の中ではあんまり興味のない分野でしたが、最近の発掘調査の成果で色々分かってきたり、戦後は皇国史観への反動で荒唐無稽な作り話とされがちだった古事記や日本書紀が最近再研究が進んで、事実と合致するかもしれない点もあることが指摘されるようになって面白くなってきました。

たとえば纏向遺跡で並んで発見された初期ヤマト王権の王宮とみられる当時としては巨大な建物遺構の、1つは出雲大社に、その隣の建物跡は伊勢神宮正殿に建築様式が似ているそうで、日本書紀にも3世紀後半と考えられる崇神天皇の時に、疫病を鎮めるために従来宮中に祀られていた天照大神と倭大国魂神を皇居の外に移したとの記事があったり、最近年代測定で卑弥呼の墓ではないかと考えられる様になった箸墓古墳は、古事記で倭迹迹日百襲姫命という巫女的な女性の墓とされているといったこととか、古代史が面白くなってきたので桜井市埋蔵文化財センター(http://www.sakurai-maibun.nara.jp/)と箸墓古墳を見学。

箸墓古墳は想像していた規模よりはるかに大きくて、うっそうとした森が神秘的な雰囲気をたたえていましたが、拝所で「ここは宇宙の中心で、私はよくパワーをいただきに来るの」と、宇宙と交信中のおばちゃんが語り始めたのでそそくさと退散。

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箸墓古墳(手前の赤いのは養殖金魚の群れ)

奈良市内に戻って奈良町あたりをそぞろ歩き、高速餅つきで有名な 中谷堂でよもぎ餅を買ったり、猿沢池近くの土産店でカラフルなバンビちゃん購入。(来年出品の絵に描きます)
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東大寺前の「ゐざさ」(http://www.yume-kaze.com/shop/izasa.html)で柿の葉寿司の付いた料理を食べて一日目終了。

翌日は伊勢へ。「しまかぜ」とかいう予約のなかなかとれない電車を旅行社がとってくれて、10日前から京都ー賢島間の運行がはじまったばかりの電車に大和西大寺から乗車。
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車両はピカピカでシートは飛行機のビジネスクラスみたいにゴージャス、アテンダントのおねいさん達は誠に丁重で至れり尽くせりなんだけど、高速で走っているせいかかなり揺れる。
うっかり乗り物酔いの薬を忘れてしまったので、吐く寸前に伊勢市に到着。

伊勢うどんと焼き大あさりを堪能して頭痛もおさまり、3年ぶり伊勢神宮(http://www.isejingu.or.jp/)外宮に参拝。
雨が降ったり止んだりのあいにくの天気でしたが、遷宮から丁度1年たった今でもヒノキの香りがただよってました。

外宮参拝を終えてバスで内宮へ。
清澄この上ない五十鈴川で手を洗い、私の黒い心もすっかり浄化されました。(それはムリ)
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バチカンのサン・ピエトロやロンドンやパリの大聖堂を見て荘厳な建物や装飾に感心はしましたが、それはそれを作った人間の力に感動しただけで神の存在を感じる事は無かったのに、杜に囲まれた白木の社になんともしれんかたじけなさを感じるのは私が日本人だからなのか、外人はここに立ってどう感じているのか知りたいところです。
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ここから先は撮影禁止

内宮参拝を終えて赤福本店(http://www.akafuku.co.jp/about/honten/)でお茶と赤福をいただき、駅前でまたアサリ焼きを食べて夕方「しまかぜ」で奈良へ。

3日目の朝は春日大社へ。祈祷殿で母の身体健全を祈祷していただき、本社と若宮に参拝。
帰りに参道で鹿センベイを買ったら、それまで知らん顔をして寝そべっていた鹿達が、さすがプロというかムクっと立って恐いくらいオラオラなかんじで「センベイくれよ〜」と迫ってくるんですが、出来るだけ子鹿にやろうとしたら1枚丸ごとは食べにくいらしく、しばらく苦闘していて気の毒な事をしました。
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昼に京都に着いて四条の「松葉」(http://www.sobamatsuba.co.jp/)でにしんそばの昼食。
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デザートに近くの「鍵善良房」(http://www.kagizen.co.jp/)で「くずきり」を食べてから新館が開館したばかりの京都国立博物館(http://www.kyohaku.go.jp/jp/index.html)へ。
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本館で開催中の「鳥獣戯画と高山寺」展も見るつもりでしたが、90分待ちの行列が出来ていてあっさり断念。
新築の常設館に入ると一階に3メートルを超えるドデカイ仏像が。(http://lmaga.jp/blog/news/2014/09/miyako.html)
大阪の金剛寺という所の所蔵だそうで、平安末期の八条女院の寄進したものとか。
八条院というと大河ドラマ「平清盛」で佐藤仁美さんがやってた人で、清盛も一目置くくらい膨大な荘園を持ってた人ですが、どんだけ裕福だったかの一端が目で分かって感激。

開館記念として国宝や重要文化財がずらりで、如拙の瓢鮎図や藤原道長経筒、ペルシャの織物で作った豊臣秀吉の陣羽織とか有名なブツが沢山並んでいたものの、最初の仏像のインパクトが大きかったので全体的には地味な印象。(個人の感想です)

というかんじで二泊三日のあわただしい旅行終了。

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