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未完成画
2015/06/26 07:42 |
「古典絵画はどれもグリザイユ技法で描かれている」というよくある誤解については、過去にブログであれこれ書きましたが(http://paintingsfuruyoshi.blog56.fc2.com/blog-entry-66.html) (http://paintingsfuruyoshi.blog56.fc2.com/blog-entry-242.html)、クリスティーズのニュースに載っていた、ロンドン・コートルドギャラリーの7月からの「未完成」をテーマにした展覧会の記事にある絵が、今まで出した作例よりもはっきりと人体を描く際にグリザイユなど行わない事を示しているのでご覧下さい。→http://www.christies.com/features/Courtauld-unfinished-the-graft-behind-the-glitter-6295-1.aspx?sc_lang=en&cid=EM_EMLcontent0414409C_0
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16世紀の絵はあんまりよく知らないので、このペリーノ・デル・ヴェガという画家の事もよく知りませんが、黄褐色の着色地に直に固有色で描きおこしている事ははっきり見てとれます。
前のブログでも書いた様に、昔の青や鮮やかな赤等の絵具は被覆力が無いので、それらの衣服等を描く場合はグリザイユ/カマイユが必要となるため、この絵もその部分はこれから描くのではないかと思いますが、よく信じられている様に「古典では人体もまずグリザイユでモデリングしてグレーズで仕上げる」という話が誤謬であることを示しています。
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