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バリー・リンドン
2008/01/31 07:57 |
高校生の時映画館で見て以来、30年ぶりにDVDでスタンリー・キューブリックの
「バリー・リンドン」を見ました。
高校生にとっては少々退屈なストーリーだったものの、(確か上映時大コケして、
キューブリックは窮地に落ち入ったと覚えています)今見直すとキューブリックの
すごさがよくわかって感動。

どの画面をとっても絵の様に美しく、これほど丁寧に作られたコステューム・ムービーはその後もほとんど無いのでは?(そんなに映画に詳しくはないですが)
たいていのコステューム・ムービーは時代考証がいいかげんで、その時代には存在
しない物が出て来たり、衣装も前後200年の誤差のある物を身につけたりしているのが普通ですが、この映画にはそういう興ざめないいかげんさがほとんど見当たらないのがすごい。
最近のコッポラの「マリー・アントワネット」はポップス曲を使っていて、これもまた私にとっては興ざめでしたが、この映画ではパイジェルロの「セヴィリアの理髪師」、ヘンデルの「サラバンド」、アイルランド民謡など使っていていいかんじです。(シューベルトの曲は時代が違いますが)
ピクチャ 1

今ではよく使われていますが、この映画は初めて蝋燭の光だけで撮影に
成功した画期的な作品。
ピクチャ 2

リンドン卿夫人役はたしか美術評論家バーナード・ベレンソンの孫でマリサ・ベレンソン。
最近はこういう正統派美人女優が少な過ぎ。
ピクチャ 3

イギリス・ソールズベリーのウィルトンハウス。
壁の絵はヴァン・ダイクのペンブローク伯爵一家の肖像。
ピクチャ 4

配色にも細かくこだわっていて美しい。

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